坂本ですが? シュール系漫画 金字塔をご紹介 あらすじ 感想
今日は「能面女子の花子さん」と同系統の作品。
佐野菜見先生の
「坂本ですが?」
を紹介します。
この作品は2016年にアニメ放映された作品でもあり、
現在でも根強いファンがいます。
シュール系ギャグ漫画の地位を確立させた作品です。
花子さんの能面のように非日常の存在が日常に溶け込む光景と同様、
坂本ですが?もそのシーンの一つ一つが非日常で、注目を浴びています。
花子さんは恐怖で。
坂本は羨望で。
方向性は違いますが、
手法は周囲とのギャップを逆手に取ったシュール系ギャグ漫画です。
●あらすじ
彼の一挙手一投足の悉くは
スイタイリッシュに完結しています。
コンビニおにぎりの包装を取るときも、
廊下にバケツをもって立たされるときも
全てが絵になります。
そのため、女子からは黄色い声援。
不良からは嫌がらせや難題を突きつけられる。
だが、どれもまったく動じず、
ありえない手段や方法で周囲の度肝を抜いて解決する。
それがこの物語の主人公。
世界一スタイリッシュな高校生。坂本。
●感想あらすじ
涼しい顔をした主人公坂本が、周囲の嫌がらせや難題に対して
ありえない手段と方法をとって度肝を抜くという決まったパターンの
作品です。
- 机と椅子が無くなれば、窓を開けてサッシに涼しい顔して腰掛ける。
- トイレの個室に入って水をかけられる際は、
すでに傘を用意して回避するなど、
自信満々に涼しい顔をして問題を回避し続けます。
そんな坂本に女子たちは黄色い声援。
不良たちは坂本と張り合うことをやめて
いつの間にか親交を深め。次々と心を入れ替えます。
最終話の3年生の卒業では、
学校1の不良をスタイリッシュに更生させています。
4巻完結という比較的短いお話ですが、
満足感を得られる作品です。